ゲームブック

展覧会の絵

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1987年に東京創元社より出版された異色のゲームブック。

主人公は剣と魔法を操るヒーローではなく、琴を持った「楽師」。そして、物語の舞台となるのはロシアの作曲家、ムソルグスキーによって書かれたピアノ曲「展覧会の絵」の世界そのものだ。

独特の切り口で語られる吟遊詩人の冒険は、深い慈しみに満ちている。ムソルグスキーが10枚の絵を音楽で表現したように、著者は文字で表現し、読者の判断により展開が変化するゲームブックという器に落とし込んだ。

2002年に創土社より復刊、2012年にはフェイスより、iOSデバイス用アプリとしてリリースされた(アプリは配信終了)。

著者:森山 安雄
イラスト:みつきやよい
価格:400円
2016/3/11 配信

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2016-03-11 | Posted in ゲームブックComments Closed