ゲームブック

エリザベス姫と古びた城

通常のゲームブックよりも、謎・パズルを解き明かす楽しみに重点を置いた『ナゾトキブック』レーベル第2弾。キンドルリーダーの検索システムを利用し、「任意の文字列を入力する」ことで、数字以外を解答するシステムを搭載している。

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これまで数多くの参加型イベントを手がけてきた謎作家マスタッシュによる謎解きがふんだんに散りばめられたおり、ロジックパズルから、クロスワード仕立て、虫食い算、迷路風、とバラエティに富んだあらゆるタイプの謎解きが仕掛けられている。謎解き入門書としても優秀。我こそはオールラウンダーというリドルマニアは是非完全攻略に挑戦してもらいたい。

メルヘンチックな世界観の中で登場人物たちが読者と一緒にトラブルに巻き込まれていくストーリーは、どこかコミカル、それでいて切ないテーマが隠されている。ハートフルな文体と丁寧な描写で紡がれる絆の物語は、謎解きを抜きにしても涼やかな読後感を与えてくれる。

著者:マスタッシュ
イラスト:あい
価格:500円
2017/7/21 配信

2017-07-21 | Posted in ゲームブック, 近刊情報Comments Closed 

 

Domino

通常のゲームブックよりも、謎・パズルを解き明かす楽しみに重点を置いた『ナゾトキブック』レーベル第1弾。

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キンドルリーダーの検索システムを利用し、「任意の文字列を入力する」ことで、数字以外の正解をネタバレせずに隠すという画期的な手法を搭載しており、高難度の謎解きに挑む楽しさを電子書籍上で実現。謎解きやパズルが好きな人にはたまらない内容となっている。

謎解きはある物語に沿って進行する。ゲームブックとしては分岐構造はシンプルだが、その描写、設定は緻密に練られており、謎を解くことで明らかになっていく個性豊かなキャラクターたちは魅力たっぷりである。

巻末に謎解法編を収載。どうしても答えが分からない人でも安心。

著者:ニチョ謎制作チーム
価格:500円
2017/6/21 配信

2017-06-21 | Posted in ゲームブックComments Closed 

 

ティーンズ・パンタクル

1990年に東京創元社より発行されたゲームブック。メスロンが活躍するパンタクルシリーズの中でも番外編のような位置付けの作品で、メスロンは登場するものの、主人公はセーラー服の高校生。サイキック・パワーを武器に女子高生・大島いずみが妖怪バスターとして活躍するという、“ライトノベル”という言葉すら存在しなかった時代に書かれたとは思えないような内容になっている。

それまでの鈴木作品と比較すると難易度がかなり緩和されている。戦闘システムは簡易なものになり、マッピングも必要ないため、ゲームブックに慣れていない読者にも遊びやすい。シンプルな構造ながら、作品内の経過時間とわずかな記号を読者に管理してもらうことで、イベントの進行順序を絶妙にコントロールしているのはさすがである。

本書は電子書籍化にあたり、ハイパーリンク処理を加えたもの。

著者:鈴木直人
イラスト:虎井安夫
価格:400円
2017/3/21 配信

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2017-03-21 | Posted in ゲームブックComments Closed 

 

パンタクル2

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1991年に東京創元社より発行されたゲームブック。メスロン・サーガとしての初版刊行順序では3作目にあたる。東京創元社版が絶版となった後、幻想迷宮書店から電子書籍化が決定されたのは初版刊行から実に25年後となる2016年。それまで、復刊、アプリ化ともにされておらず、旧版の入手も難しかったため、未読の読者も多かった。

おなじみとなった、正確にマッピングできる地下迷宮に個性あふれる登場キャラクターたち。脂の乗りきった鈴木直人の筆が濃密な物語を紡ぎだす。常に新しいものを目指した著者は「敵の思考を読む戦略的な闘い」を本作にて創出した。

作品をリリースするたびにオリジナルの進歩的要素を加えるのは鈴木直人の十八番だが、本システムはその中でもとりわけアバンギャルドなもので、「ゲームブックでこんなことが表現できるのか」と当時の読者を唸らせた。

本書は電子書籍化にあたり、若干の修正を加えたもの。

著者:鈴木直人
イラスト:虎井安夫
価格:500円
2016/12/21 配信

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2016-12-21 | Posted in ゲームブックComments Closed 

 

パンタクル1

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1989年、東京創元社より発売されたゲームブック。その後、2002年に創土社からリメイク版が発売され、iアプリになったこともある。

『ドルアーガシリーズ』に登場した魔法使いメスロンを主人公としたスピンオフ作品で、その世界観は密教をモチーフとした、鈴木直人としては初のオリジナルなものとなっている。

この時すでにゲームブック作家として著名だった鈴木直人の実力を、改めて読者に知らしめた傑作。わずか500しかないパラグラフにマッピング可能でギミックの溢れた迷宮、あらゆる場面で自在に選択ができる画期的な魔法システム、そして重厚な物語と、ゲームブックに必要な数々の要素が詰め込まれている。ゲームブックの常識を覆したと言っても過言ではないそのパラグラフ処理効率は、整然としたコンピュータプログラムをも想起させる。

本書は電子書籍化にあたっていくつか改良を加えたもの。

著者:鈴木直人
イラスト:虎井安夫
価格:500円
2016/11/21 配信

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2016-11-21 | Posted in ゲームブックComments Closed 

 

バリアントナイト ――魔眼の騎士――

創土社で開催していたゲームブック・コンテストで大賞を受賞した、21世紀の鬼才ゲームブック作家、松友健による剣と魔法のファンタジー・ゲームブック。

『魔人竜生誕』、『夢幻の双刃』と複雑なストーリー分岐が持ち味だったこれまでの松友作品とは異なり、物語展開はシンプルな構造に。それでいて、読者を飽きさせないテンポの良い文章は健在。無骨で、不器用で、一本芯の通った、魅力溢れるキャラクターたちの織り成すドラマは、否応なく読者をその世界に引き込んでいく。

これまで現代を舞台にした作品を著してきた松友健の初のハイファンタジーでもある。

幻想迷宮書店のオリジナルゲームブックであり、紙バージョンは存在しない。

著者:松友健
イラスト:ヨーグルト爆弾
価格:500円
2016/11/21 配信

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2016-11-21 | Posted in ゲームブックComments Closed 

 

悪夢の幽霊都市

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1986年に祥伝社から刊行されたゲームブック。鳥井架南子の“悪夢シリーズ3部作”の完結編にして、鳥井ゲームブックの集大成。

読者を飽きさせない丁寧な世界の創り込みはそのままに、ゲームブックとしてのシステム構造が、これまで比較的シンプルだった前2作から、多層構造となり、繰り返し遊べるように進化している。

怪しく、妖しく、それでいてどこかポップな、“恐ろ面白い”幽霊都市からの脱出行は今回も一筋縄ではいかない。ゲームオーバーにいたる死の罠が満載ながら、死ぬことすら楽しい鳥井ワールドを心行くまで堪能して欲しい。

本サイトで販売する電子版は、祥伝社版をベースに、パラグラフ直リンクなど、電子版固有の機能を加えたもの。

著者:鳥井架南子
イラスト:見田航介
価格:400円
2016/10/10 配信

2016-10-10 | Posted in ゲームブックComments Closed 

 

悪夢のマンダラ郷

1986年に祥伝社から刊行されたゲームブック。『悪夢の妖怪村』に続く、鳥井架南子による和風脱出ゲーム“悪夢シリーズ3部作”の第2作にあたる。

筆者ならではの奇想天外な展開は、ゲームオーバーのパラグラフすら面白く、死亡すると分かっていてもその選択肢を選びたくなってしまう。

しかし、ゲームとしての難易度は前作よりアップしており、日常世界に無事帰るために何度もマンダラ郷をさまようことになる。もしかすると阿弥陀如来さまのことが嫌いになってしまうかもしれない。

本サイトで販売する電子版は、祥伝社版をベースに、パラグラフ直リンクなど、電子版固有の機能を加えたもの。

著者:鳥井架南子
イラスト:見田航介
価格:400円
2016/9/1 配信

2016-09-01 | Posted in ゲームブックComments Closed 

 

悪夢の妖怪村

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1985年に祥伝社から刊行されたゲームブック。著者、鳥井架南子は、本書を著す1年前に江戸川乱歩賞を受賞、ゲームブック作家としては異色となる、生粋の小説家である。その確かな描写力と軽妙な文体で、“妖怪”というゲームブックとしては珍しい題材を扱った作品を生み出した。

“脱出モノ”という現代のリアル脱出ゲームのようなシステムはゲームブックとしては、シンプルな構造ながら、怪異あふれる非日常、脱出できない閉鎖空間の恐怖など、読者にせまる臨場感は著者の筆力を十分に感じさせてくれる。

“悪夢シリーズ”として3冊が刊行され、第1作となる本書は2011年にソニックパワードからニンテンドーDSi用ゲームとしても発売され好評を博した。

本サイトで販売する電子版は、祥伝社版をベースに、パラグラフ直リンクなど、電子版固有の機能を加えたもの。

著者:鳥井架南子
イラスト:見田航介
価格:400円
2016/7/21 配信

2016-07-21 | Posted in ゲームブックComments Closed 

 

夢幻の双刃

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2009年に創土社から刊行された長編ゲームブックで、魔人竜生誕で鮮烈なデビューを飾った松友健の2つめの作品となる。

舞台は現代。個性豊かな2人の主人公を交互に操作するザッピングシステムを採用、それぞれの展開で物語は千変万化する。パラグラフ数は437とさほど多いわけではない(創土社版は435)ながら、そのボリュームは1冊のゲームブックとしてはトップクラス。

物語の展開の多様さ、くり返し遊べるお楽しみ要素など、松友テイストは健在ながら、ゲームシステムはより遊びやすく洗練されており、やり応え十分。エンディングは10通り以上。

本サイトで販売する電子版は、創土社版をベースに、パラグラフジャンプの簡易化、難易度調整など、若干の修正を加えたもの。

著者:松友 健
イラスト:笛吹 りな
価格:500円
2016/5/21 配信

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2016-05-21 | Posted in ゲームブックComments Closed